12月1日は、射手座の新月です。
今年最後の1ヶ月でもある12月の始まりに重なる新月がどんなムードなのか?
タロットで読み解いていこうと思います。
在るものから次を見る新月
今回の射手座新月をタロットで出してみるとこんな感じ。
大アルカナは、節制。
節制とは、「何かを我慢して抑え込む…」と言うカードではなく
中庸を表すカードです。
もっと分かりやすく言うなら、在るものを存分に活かしていくカード。
既に持っている才能、技術や知識を無駄なく発揮できている状態を表します。
その才能の発揮は、力まず行えるというところがこのカードの大きなポイント。
あなたにとって当たり前に行えることが、誰かにとっては大いなる才能だったりするわけです。
つまり、他者の視点から自分の才能に気づく可能性も秘めている。
既にあるもの、あなたが当たり前に出来る事柄をきちんと活かしていくことに、今回の新月のポイントは潜んでいると読み解けます。
小アルカナは、カップA・カップペイジ・ワンド8・ワンドキング。
カップは心や感情を表し、ワンドは情熱や人を動かすエネルギーを表すスートです。
この4枚の中で特に気になったのが、ワンド8。
ワンド8に描かれた飛んでくるワンドが、射手座の放つ矢に見えたんです。
そこから膨らむのは、夢や理想を掴むヒント。
それは、あなたが当たり前に出来ている、既に持っている、在る状態である
という前提で、未来を見据えるということです。
また、当たり前に出来ている事柄にこそ、現状を打破するヒントが隠されているとも読み解けます。
新月の過ごし方
新月は、種まきの時。
お願い事をするのに向いているタイミングです。
今回の新月では、自分自身の新たな扉を開くきっかけ、その先の未来に意識を向けた願い事が向いていると感じます。
既に未来に向かうための鍵は、持っている状態。
その鍵は、あなたの心が動くもの、ワクワクが溢れてくる事柄がヒントになっています。
「好きだから」と、習得した物事をより発展させていくのも良いですね。
「これだけは負けたくない!」と思うことがあるなら、それをより突き詰めていくのも素敵です。
あなたが当たり前と感じている事柄が、あなたの才能であるということを再確認することで、未来の扉が一気に開かれていきますよ。
自分の才能再発見!の新月です。